茶ッカソン - 新進気鋭の企業がアイディアを燃やす - PRESENDED BY 伊藤園

茶ッカソン #01 in TOKYO - OCTOBER 05, 2014 (2014年10月5日) at HIKARIE 8/

2014年5月にシリコンバレーからはじまり、
今回日本での初開催となったハッカソンイベント『第1回茶ッカソン in Tokyo』。

シリコンバレーで行われた際には90分でラップを作ってプレゼンに挑んできた猛者もいたという“奇想天外なイベント”と聞き、渋谷ヒカリエ特設スペースへ突撃取材、行ってきました。

茶ッカソン…?

お茶×ハッカソン=「茶ッカソン」!!伊藤園が、あなたのアイデアに着火する。
お茶をたしなみながら、様々なジャンルの人がコミュニケーションを深め、たくさんの気づきの中からイノベーションが生まれる場、それが「茶ッカソン」です。
今回は賛同IT系企業各社からのチーム参戦(10社8チーム)で開催されました。

  • KitchHike
  • FULLER
  • Nifty
  • THE商社マン
  • FiNC
  • Nightley
  • pashadelic
  • MAMORIO
  • PASONA TECH
  • Leave a Nest

ハッカソン…

「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語で、同じテーマに興味を持った開発者が集まり、協議・協力しながら集中的にコーディングをして、サービス・アプリなどをつくりあげるイベント。

ライター・ゆうせい

前回のZEN HACK 2014 にひきつづき、唐突に現場に送り込まれた
自称「ナイスミドルなハッカソンレポーター」(35歳 独身)

というわけでさっそく、会場となる渋谷ヒカリエ8/hachi特設スペースへ。
渋谷の空中庭園に突如現れた「和」の空間。伊藤園の本気が伝わってきます。

「和」の空間が表現された茶ッカソン会場

舞台装置として用意された畳も、伊藤園×北一商店の茶ガラが入った「お茶入り畳(さらり畳)」オンリーというこだわりよう。心なしかお茶のいい香りで会場が満たされているようです。この畳は「お~いお茶」の茶ガラをリサイクルして作った茶配合ボードを使っており、抗菌効果や消臭効果に優れているそうです。

台風近づく悪天候。
それにも負けず到着された参加者には、まずはお弁当でおもてなし。
渋谷、六本木を中心に “アプリから1タップでお弁当をお届けするサービス” bento.jp 提供の温かい差し入れに会場の空気も一気に和やかに。おいしいお米とお~いお茶!!

一般閲覧用のベンチもさらり畳と、bento.jp提供のボリュームたっぷりなお弁当

クックパッドの加藤 恭輔さん、Evernoteの今村 泰彦さん、freeeの佐々木 大輔さん、LIGの岩上 貴洋さん、東急電鉄の貴島 邦彦さんなどなど。豪華審査員陣もゾクゾク到着。

豪華な顔ぶれの審査員陣

そして今回の司会役コンビ、『第1回茶ッカソン in Silicon Valley』企画時から携わっている功労者、ニフティの河原あずさん&伊藤園の角野さんも登場。
河原さんは今回のために遠路はるばるシリコンバレーから駆けつけ、大いに会を盛り上げてくれました。

ニフティの河原あずさん&伊藤園の角野さん

さぁ、いよいよ『第1回茶ッカソン in Tokyo』開幕です!

12:40

いよいよ開幕!発表されたお題は「新しいお茶体験~お茶とITを使って世界中の人々とつながる方法~」

入り口に設置された茶ッカソン看板。一般の方も興味を持ち、足を止めてくださりました

企画ハッカソンらしく、それ単体ではほぼ無限に考えられてしまうようなフリーダムなお題ですが…
続いて発表される各賞の内容に、にわかに会場が沸き立ちます。

スクリーンに映し出されたEvernoteグッズやPFUスキャナーなどの豪華な賞品に、にわかに湧き立つ会場

なんと優勝チームのアイデアは、実際に伊藤園のプロモーション施策として採用される(かもしれない)とのこと。
副賞もJINS商品券5万円分、PFUスキャナー、Evernoteグッズなどとかなり豪華。

会場に集まったIT業界のツワモノ達の視線が一瞬鋭くなったような気がします。

13:30

ティーテイスターからのインプットをはさんでいよいよ茶ッカソンスタート!

「一期一会」おもてなしの心

いざ本番!のその前に…。
まずは伊藤園のティーテイスター横田さんが登壇し、かなり真面目な「お茶のお勉強」タイム。ここではお茶の入れ方だけではなく、「お茶の歴史、お茶の心」などについても語られた。このあたりにもこの後のグループワークのヒントがありそうだ。

「お茶の心」
一杯のお茶には、お客様を思い、心を尽くして感動を与える“おもてなしの心”や、
“一期一会”などの深い意味がこめられている。
「ティーテイスター」
筆記テスト、論文、検茶、面接などを全てパスした、お茶に関する高い知識を持つ社員に与えられます。
現在、伊藤園グループ全体で約1,600人のティーテイスターがいます。
ティーテイスターがお茶に関する様々な魅力を説明。お茶の入れ方によって味が変わることを実感している参加者の方々。

横田さんに教わった通りに、丁寧にお茶を入れる各チーム。ここで初めて「知られざるお茶のパワー」について知り、驚きながらもメモを走らせるチームも多かったみたいです。

知ってるようで知らなかった!お茶の持つ脅威のパワー

入れる温度によって味と成分が変わる!?
横田さんの実演によって確かに変わるお茶の味にどのチームもビックリ。
お茶の特性・パワーについて学ぶ機会は、少なからず各チームの発想に影響を与えた様子でした。

14:45

そして始まる超高速ブレスト&シンキングタイム。許された時間はわずか75分!?

超高速ブレスト&シンキングシーン

どのチームも思いっきり企業名やサービス名を背負っての参戦。…つまり、皆が皆「絶対に負けられない戦い」状態。さらにブレスト~発表までの制限時間は、わずか75分!

ただ見ているだけの取材陣も結構驚きましたが、実際参加する側の皆さんの焦りはかなりのもの。

しかしそこは、(ほぼ)普段から組んでいるチームメンバーごと参戦している強み。どのチームも、かなりのスピードでネタを決めてプレゼン準備に入っていました。

まずはアイデアを!ブレストシーン。時間がないながらも楽しんでアイデアを出していく

開始早々、速攻でアプリのモック制作に入るチームや、下書きゼロで資料作成に突撃するチーム…

早速、モック制作に取り組むチームや下書きゼロでプレゼン資料を作成するチーム

英語で全力ビジネス設計(多分)に入るチームや、とりあえずお茶を飲んで落ち着いてみるチームも。

ポストイットを活用して設計を練るチーム

中には用意された席ではなく、特設野点ブースでブレストに入る人たちも登場。
各々独自のアプローチで、ぼんやりとしたアイデアを形にすべく奮闘していきます。

さらり畳でリラックスしてアイデアを出すチーム

どんどん白熱していく会場の雰囲気と…
「どんなアイデアが出てくるのかなあ~」プレゼンを楽しみに待つ審査員陣。

微笑みながら見守るEvernote 今村さん

集中とコミュニケーションの間にも…。リラックスしちゃう時間にも…。

コミュニケーションの間にも集中の間にも、お~いお茶

どっちにもピッタリくるのはやっぱ「お茶」ですね。
以上。宣伝タイムでございました。

お茶を飲んでキメ顔のレポーター
16:00

プレゼン本番!負けられない戦い?がそこにあった!

いよいよプレゼン本番が始まる。審査員のLIG岩上さんとfreee佐々木さん

恐ろしく短時間で開催されたブレストタイムは、文字通り「あ!」という間に終了。
全員の顔が思いっきりプロの顔になるころ、ついにプレゼン本番がスタートです。

※写真をクリックすると詳細をご覧いただけます。

プレゼンの中には「一期一会」や「ティーテイスター(勝手にティーマイスターと呼んでいた人も(笑))」などという普段参加者の皆さんが絶対に使わないような言葉も飛び交っていました。知らないうちに皆さんの中にどんどんお茶の思想が浸透してしまったようです。

17:30

別室で審査タイムスタート!

審査員の面々

全てのチームの発表が終わり、いよいよ始まる審議タイム。
ちなみに今回の審査員は以下の5名。

  • クックパッド:加藤 恭輔さん
  • Evernote:今村 泰彦さん
  • freee:佐々木 大輔さん
  • LIG:岩上 貴洋さん
  • 東急電鉄:貴島 邦彦さん

伊藤園の本気具合が伝わるIT業界の名だたる有名人が揃い踏みです。

今回はこの豪華審査員陣が独創性、実現可能性、スケールする可能性、プレゼンテーション、チームワーク、お茶との親和性の6項目を基準に各提案を「本気審査」を行っていきます。
ネタによっては伊藤園の施策として実行される可能性もあるわけですし、そりゃそうですよね。

全員まるで自社の企画を考えるような全力スタンスで、悩みながら審査中です。

6項目の基準をもとに「本気審査」する審査員陣

その間、激戦を闘いぬいた各チームには協賛の船橋屋さんから提供された絶品くず餅がふるまわれました。
秘伝の黒蜜と香ばしいきなこ、歯切れのいいくず餅が織りなす絶妙なハーモニー。

船橋屋さんのくず餅。秘伝の黒蜜と香ばしいきなこがたっぷり

疲れきった顔をしていた参加者も再びテンションMAXです。

思わず笑顔がこぼれる女性参加者

すでにこの頃になるとチーム関係なく会場中が思いっきり打ち解けた雰囲気に。
さすが日本のお茶、「お~いお茶」ですね。いやたいしたもんです。

18:00

表彰式(?)開幕のことば

お〜いお茶片手にスピーチが始まる

長い長い審査が終わり、伊藤園の志田さん(商品企画一部部長)のスピーチから表彰式がスタート。

志田さん

今日は本当にありがとうございます。
全く実現性が無くても、提案そのものにゴールが無くても、新しい発想をみつけるために仲間と全力でアタマを使い、他ではなかなか見ることができない「本当の意味での自由闊達な会議」を見ることができて、本当に面白かったです。
おそらく、これこそが「クリエイティブサポート」なんでしょうね。
僕にも伝わりました。…さぁぜひ皆さんでやりましょう!

「お~い!」

お~いお茶ポーズ!皆さん息が合っています

「お茶!」

……っうぉぉぉぉぉおおおい!

これから表彰式!というタイミングにも関わらず、
あまりにも気持ちのいいスピーチに会場のハートがひとつに…なりすぎました。

もはや表彰式を待たずに閉会しそうな勢いでしたが、そこはグッとこらえてイベント最終章、表彰式をレポートしていきましょう。

そして(ようやく)はじまる本当の表彰式。そして決定する優勝チーム&各賞受賞チーム

ニフティチームの皆さん

日本初開催となった『第1回茶ッカソン in Tokyo』を制したのは、お茶+お茶うけで世界をつなぐコミュニケーションアプリ【お~いお茶っと】を提唱したニフティチームが見事に獲得。このチームは食育で学んだお茶の心「一期一会」の精神を素晴らしい形でサービスに盛り込んでいました。

一期一会(千利休の茶道の筆頭の心得)

「あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡ってはこない、たった一度きりのもの。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう。」という意味がこめられています。

続けて発表された第2位には世界中の小学生を巻き込んだ茶栽培のグローバル化企画【プロジェクト:アグリカル茶】を提唱したリバネスチームが。

第3位には独自の視点から【緑茶のスペシャリティストア】を作ろう!と提唱したチーム THE商社マンが入賞しました。

リバネスチームの皆さんとTHE商社マンチームの皆さん

どこも本当に「よく75分で作ってきたな!」という脅威のクオリティ。
審査員控室は、各賞の決定にそうとう紛糾したそうですが、実に濃いイベントだったと思います。

最後は恒例の集合写真を一枚。

レポーターを交えて皆で集合写真!

以上、日本発開催となった『第1回茶ッカソン in Tokyo』レポートでした!
次はぜひ!台風じゃない日に!